プロvs大学生 | 楽しく考える男子バレー

楽しく考える男子バレー

男子バレーボールを中心に、思うこと考えることを楽しく書いていきたいです。

実のところ、前出の排球ガゼッタの記事 で気になったのは、その後の部分。(笑)


どうも、ジュニア・ユニバの話題には、黙っていられない性分です。
がんばっている選手たちの様子が、一向に伝わらないことが残念でなりません。


プロvs大学生ということで、一般論として「メンタリティの部分で大きく違ってくることが予想されます」と書かれていますが……
確かに違いはあると思います。でも、それはどういう違いなのか?


多くのバレーファンが、実際にジュニアチームを見たことがない。個々の選手についても、スタメン全員すら見たことがない、もしかしたら八子さんしか見たことがない。(笑)
という状況では、一般論で語るよりないでしょうか?


私も練習と、NECとの練習試合、ユニバチームとの練習試合しか見たことがありません。
日本で公式戦はありませんから。
ユニバチームは福岡で行われるアジア太平洋カップに出場すると思いますが。


他のところにも書きましたが、ユース・ジュニア・ユニバとも、大会の前には壮行試合をやって、ファンに見せて欲しいです。
かつて、ユニバチームは壮行試合を行ったこともあり、シニアの全日本に勝っちゃったこともあるのですから。(笑)


そして、今年のジュニアチームですが、ここ何年かの中で、一番まとまったチームなのではないかと思います。
チームの中心となるキャプテンの松崎さんとセッターの岡本さんは、早生まれの大学3年生、すでに大学でもチームの中心的存在です。
ですから、この2人のリーダーシップがヨーロッパのチームに劣るとは思いません。
Vリーグの何人かのプロ選手より、精神的には大人なのではないかと思います。(笑)


サバイバルの世界に身を置いているプロ特有の強さとは違うと思いますが、チームワークでは負けないと思います。
お忘れの方も多いと思いますが(笑)アジアジュニアでは、全勝の地元イランに競り勝って、1敗で並んで2位になりました。


見たことのない方にはわからないと思いますが、ジュニアやユニバとシニアは、チームの雰囲気が全然違います。
シニアの全日本が若くなっただけというイメージを持つと、的外れです。


試合については、アジア以外のチームと対戦したことがないわけですから、不安はあります。
それでイタリアに寄るのでしょう。
けれど、その不安は、大学生だからではありません。
ついこの間まで大学生だった富松さんが、WLで世界のプロと対戦して、何か違いを感じますか?
大学生がすべて立派なわけではありません。
むしろ、立派でない大学生の方が多いでしょう。(笑)
でも、彼らは選ばれた代表選手です。
全員かどうかはともかく(笑)大部分が意識を持った選手であると思います。


結果を出してくれれば、もちろん嬉しいのですが、それだけでなく、彼らの姿がちゃんと見えるような報道をしてもらえると嬉しいのですが。