全日本インカレ 集大成の後に | 楽しく考える男子バレー

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男子バレーボールを中心に、思うこと考えることを楽しく書いていきたいです。

ワールドカップの笑顔が一杯の清水さんを見た後に、インカレ決勝の清水さんを見ると、まるで別人みたいですよね。
試合中の姿も、試合後の泣き顔も。


テレビ放送でも言っていましたが、東海は6年連続決勝のコートに立ったわけで……
勝っても負けても、毎年泣いているんですよね。
それって幸せなことなのかも知れませんけれど……


でも、東海大ファンにとっては、今年の負けは、一昨年の負けとかぶって、辛かったですよね。
3年生中心のチームで、決勝で力を出し切れなかったという……
見ていて、段々と辛くなるような試合でした。


一昨年のチームは、4年生がセッターの山内さんとリベロの石川さんだけで、セッターとリベロというのは、いいようで悪いようで。
自分で直接得点できないから、下級生にがんばってもらうしかない面もあって。


その山内さんが、FC東京で内定セッターとして早々とスタメン定着して、先日は天皇杯でサントリーに勝っちゃいました。
観戦できなくて残念でしたけれど、なんだかとっても嬉しいです。
世の中、わからないものです。(笑)
リベロの石川さんも警視庁に入りましたから、ちゃリーグで山内さんと対決です。
王さんも落合さんも、東レでFCで、きっとまた元気なプレーを見せてくれることでしょう。


東海大だけじゃありません。
インカレで負けて終わった多くの4年生たちも、新しいチームで活躍してくれることでしょう。
大学バレーとして考えれば、全日本インカレは4年間の集大成です。
けれど、バレー人生における集大成というわけではないのですから、不本意な結果に終わった選手たちも、この悔しさをバネにがんばってほしいと思います。
FCで楽しげにトスを上げる山内さんを見ると、本当にそう思えます。(笑)