1つのコートに | 楽しく考える男子バレー

楽しく考える男子バレー

男子バレーボールを中心に、思うこと考えることを楽しく書いていきたいです。

前の記事でJOCのことを書きましたが、個人的にはJOC選手ばかりでチームを作ることには反対。
キャリアのある選手だけをコートに並べることには、問題があると思います。
そういった傾向の度合いは、かなり地域差があるようですが。


昔は高校からバレーを始める選手も少なくなかったのですが、今はほんのわずか。
そのほとんどが、長身を理由に勧誘される選手です。
他の競技から転向しても活躍の場がないのであれば、ますます競技人口は減りますね。


それでは、バレーの世界は大きくならないでしょう。
伸びしろのあるフレッシュな選手と、キャリアのある選手を、1つのコートに入れることによって、新しい可能性が開けていくと思うのです。
キャリアがある選手には、単に自分が上手いということだけではなく、他の選手を、チーム全体を伸ばす力を期待したいのです。
すでになんでもできる選手ばかり、同じメンバーで長く続けても伸び率は頭打ちでは?


初心者や実績のない選手をコートに入れたがらない指導者や選手もいるような気がするのですが。
「だって、その方がラクなんだもの。確実なんだもの」でしょうか?(笑)
もちろん、新しい人材を探して育てようと考えている指導者も、いないこともないのですが。


ではなぜ、JOCだの全中だのと書くのかって?
それは、高校バレーが始まりではないから。
春高見て「あの高校スゴイな。あの選手スゴイな」と思ったら、その陰に小中学校の指導者や有名になった選手たちと一緒にバレーをしてきたたくさんの仲間がいることを感じてもらえたらと思います。
スポットライトが当たるのは春高だけなので、多くの人にはそこしか見えませんが、そこにはたくさんのつながりが隠れているのです。


小中学校のバレーについては、まだまだわからないことが多いので、イロイロと教えていただけると助かります。