バレーは身長じゃないでしょ? | 楽しく考える男子バレー

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月刊バレー2月号に、OQTまでにしなければならないことについて、バレー関係者の意見が掲載されています。
その中に「センター線を200センチ以上の選手で固める」というのがありましたけれど、それってヘンだと思いませんか?


バレーは身長じゃないですよね。バスケもハンドボールも。
まあ、サッカーはキーパー以外、身長が問題になるかも知れませんか。
だって、バレーは頭でプレーすることなど、ほとんどないじゃないてせすか?
問題は頭のてっぺんの高さではなく、手の先でしょ。サッカーじゃないんだから。
バレー関係者まで身長で判断するなんて、おかしいと思いませんか?


最高到達点はコンディションによっても変わりますから、指高で話をしましょうよ。
メンバー表の指高が正しいのかどうかも、ちょっとギモンなんですけれど、かえって身長よりはサバ読む人は少ないかも。(笑)
一般的に日本人は外国人と比べて手が短いと言われますよね。
ですから、たぶん外国選手との高さの差は身長差以上にあると思われます。


月刊バレー2月号では、期待の若手選手もたくさん紹介されています。
中学生なんかは、身長190台でも、最高到達点がすごく低いですよね。
ジャンプ力がないわけです。
でも、この年頃の長身選手は、あまりトレーニングをしていないだろうし、この時期に過激なトレーニングをするのはよくないという話もありますよね。
だからそれは、気にしなくてもいいと思います。


指高は、身長が同じくらいでも、10センチくらい違うこともあります。
紹介されている中学生男子12人の身長、最高は196、最低は190で、その差は6センチです。
指高だと、最高は255、最低は238で、その差は17センチです。


実際にプレーするときの、スパイクやブロックやトスの高さも、数字としてわかるとおもしろいと思うんですけれどね。